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【ジャーナル】普通の人がレイシストに変身するとき(上)◎高橋幸春
この世界から、偏見、憎悪、差別がなくなることはないのだろうか。いま埼玉県の川口、蕨で起きている在日クルド人への攻撃では「奴らを殺せ」「皆殺し」といった、あま... -
【ジャーナル】放浪詩人、高木護が見た昭和◎澤宮優――第1話
今年2025年は昭和でいうと百年に当たる。昭和前期、大正デモクラシーは軍部の台頭でかき消され、強烈な翼賛体制に行きついたあげく、壊滅的な敗戦へと向かった。戦後は... -
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く 第40回◎三山喬 トキワ荘と戦後マンガ(上)
若きマンガ家たちの梁山泊 昭和二十九(1954)年、マンガ家を志すふたりの青年が富山県から上京した。挨拶に訪れた出版社から編集者に連れて来られたのは、池袋... -
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く 第39回◎三山喬 ヒロシマ・ナガサキ〝隠蔽と遺棄〟の日々(下)
タイトル部分の写真は『アサヒグラフ』(1952年8月6日号)の誌面。核攻撃の被害の実態の一部は、この誌面によって初めて公になった 前回の記事はこちら「戦後史探検──昭... -
【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ――『オキナワ サントス』撮影の日々――第5回◎松林要樹
前回の記事はこちら「【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ―第4回」 明治以後、日本は国策として多くの移民を海外に送り出した。新天地、海外雄飛といった... -
【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ――『オキナワ サントス』撮影の日々――第4回◎松林要樹
前回の記事はこちら「【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ―第3回」 明治以後、日本は国策として多くの移民を海外に送り出した。新天地、海外雄飛といった... -
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く 第38回◎三山喬 ヒロシマ・ナガサキ〝隠蔽と遺棄〟の日々(中)
タイトル部分の写真は『アサヒグラフ』(1952年8月6日号)の誌面。核攻撃の被害の実態の一部は、この誌面によって初めて公になった 前回の記事はこちら「戦後史探検──昭... -
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く 第37回◎三山喬 ヒロシマ・ナガサキ〝隠蔽と遺棄〟の日々(上)
タイトル部分の写真は『アサヒグラフ』(1952年8月6日号)の誌面。核攻撃の被害の実態の一部は、この誌面によって初めて公になった 隠蔽された原爆被害 昨年の... -
【ジャーナル】消えるムラを撮り続けたい◎澤宮優――第4話(最終回)/成田空港第三滑走路で消える集落と二人のカメラマン
前回の記事はこちら「【ジャーナル】消えるムラを撮り続けたい――第3話」 成田空港(正式には成田国際空港)の拡張工事が進むなか、移転によって消滅する集落がある。イ... -
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く 第36回◎三山喬 占領軍の闇(下)
前回の記事はこちら「【ジャーナル】戦後史探検──第35回 占領軍の闇(中)」 蚊帳の外だった日本の警察 社会党左派の衆議院議員・猪俣浩三が、国会内の食堂で国家警...