-
【フォトエッセイ】虫めづる奇人の回想◎小松貴――第75回/清張さん、そのヨウザワメクラチビゴミムシは……(上)
第75回 清張さん、そのヨウザワメクラチビゴミムシは……(上) 松本清張の短編集『死の枝』は、様々な人々が必要に駆られて人殺しを働き、ついには破滅していくさまを... -
【フォトエッセイ】草木を訪ねて三千里◎藤井義晴――第23回/タンポポ戦争の勝者は?
第23回 タンポポ戦争の勝者は? 春になり、黄色いタンポポ(蒲公英)の花が目立つ季節になりました。天気が良い日に筑波実験植物園に行ったら、カントウタンポ... -
【フォトエッセイ】日本の包み紙 Collection◎上ヶ島オサム――第12回/野菜の種袋
第12回 野菜の種袋 天候によって作柄が変動しやすく保存性も乏しい野菜は、供給量の変動に伴って価格も大幅に変動する。昨年から今年にかけて家計を直撃した野菜の価... -
【フォトエッセイ】星空をめぐる旅、そして物語◎永田絵美——第5回/地動説と天動説
第5回 地動説と天動説 最近話題になった『チ。―地球の運動について―』(小学館)という漫画があります。 手塚治虫文化賞マンガ大賞をはじめ数々の賞を取り、... -
【フォトエッセイ】草木を訪ねて三千里◎藤井義晴――第22回/桜草は見かけによらず、したたかです
第22回 桜草は見かけによらず、したたかです 桜草はサクラソウ科サクラソウ属の多年草で、日本原産の美しい植物です。花びらが五枚に分かれサクラの花に似てい... -
【フォトエッセイ】虫めづる奇人の回想◎小松貴――第74回/日本は地下性生物大国
第74回 日本は地下性生物大国 昨今、巷では深海生物が大人気だ。リュウグウノツカイやらダイオウグソクムシやら、毎年のように各地の博物館で深海生物の企画展示が行... -
【フォトエッセイ】星空をめぐる旅、そして物語◎永田絵美——第4回/春の星座を想う
第4回 春の星座を想う 冬の星座が西空に沈むと、春の星座が東からのぼってきます。 みなさんは季節を星空で感じることがあるでしょうか? 冬の夜空は... -
【フォトエッセイ】日本の包み紙 Collection◎上ヶ島オサム――第11回/電報の封筒
第11回 電報の封筒 誕生のお祝いから、入学・卒業、結婚、入社、昇進や栄転、お悔やみを伝える弔電まで、人生の節目節目に届く電報は、日本人にお馴染みのものになっ... -
【フォトエッセイ】草木を訪ねて三千里◎藤井義晴――第21回/最も賢い植物、それはつる植物だった
第21回 最も賢い植物、それはつる植物だった 進化論で有名なチャールズ・ダーウィン(1809-1882)が、最後に研究したのがつる植物です。1865年に『よじのぼり... -
【フォトエッセイ】虫めづる奇人の回想◎小松貴――第73回/サギ山とムシとヒトと
第73回 サギ山とムシとヒトと 私の家から遠くない場所に、サギが集まって繁殖する林(通称サギ山)がある。サギ類は春になると、通常水辺からさほど離れていない特定...