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【BOOKS】山川徹著『鯨鯢の鰓にかく』◎佐藤康智
激動と葛藤の〝鯨合戦〟史 日本の捕鯨問題といえば、料理漫画の定番『美味[おい]しんぼ』(作・雁屋哲、画・花吹アキラ)の「激闘鯨合戦」回をまっさきに思い... -
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【BOOKS】菅原邦城著『北欧神話入門 』◎澤一澄
神話とは?を教えてくれる格好の書 今の日本のサブカルチャー作品、小説・漫画・アニメ・ゲームで、人物や団体その他もろもろの名前が北欧神話から採られている... -
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【BOOKS】森田真生著『僕たちはどう生きるか』◎松永裕衣子
この危機の元凶は、私たち自身なのだ パンデミックの発生から四年あまり。未知のウイルスの出現に戸惑い、人々はその意味について深く考えることよりも、現実的... -
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【BOOKS】岸惠子著『91歳5か月 いま想うあの人 あのこと』 ◎池上正示
大女優は赦し、微笑む 好き嫌いを明言して媚びない。でも優しい。これが本書の、いや、この大女優の人生を貫く精神か――。 「女優が好き嫌いなど、言え... -
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【BOOKS】シルヴィア・プラス著『ベル・ジャー』◎澤一澄
欧米でベストセラーとなった、早逝した詩人の伝説的小説 シルヴィア・プラスはアメリカ出身の詩人で小説家。だが、その創作期間は短い。1932年ボストン生まれ。成績優... -
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【BOOKS】車谷長吉著『癲狂院日乗』◎佐藤康智
私小説作家の濃密すぎる1年間 1998年の4月に始まる、丸一年分の日記が本書だ。5月21日の日記には、「この頃、女子高校生の間にルーズ・ソックスというものが流行[... -
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【BOOKS】芥川龍之介著『芥川龍之介の桃太郎』◎松永裕衣子
残虐で無自覚な所業のあとの謎の言葉 古くから日本人に親しまれてきた桃太郎伝説は、文豪・芥川龍之介の手にかかるとどんな物語に生まれ変わるのか。 短編小説の名手...
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