紙版の『望星』に人気を集めていた、多彩な書き手による長短さまざまな連載です。
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【連載】詩のとびら◎マーサ・ナカムラ——第6回/「光景」を呼び覚ます言葉
第6回 「光景」を呼び覚ます言葉 転勤のために、栃木県宇都宮市に住むことになった。住まいとして選んだのは「宇都宮市ゆいの杜」という地区にあるアパートだった。&… -
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【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎 ——第2回/「ざっくりいうと」
第2回 「ざっくりいうと」 「ざっくりいうと」 初めてその言葉を聞いたときの驚きは忘れられない。 それはたしか2005年のことで、翌週の会議で、転職し… -
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【連載】トイレ事情を歩く◎石川未紀(世界共通トイレをめざす会) 第1回/外出先のトイレで困った経験はありませんか?
第1回 外出先のトイレで困った経験はありませんか? 私は、若い頃、きれいな水洗トイレが期待できない場所だとわかっていても、そのことで外出をためらったり… -
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【連載】大草原のつむじ風◎大西夏奈子 ——第71回/本の海に溺れる日本人、本棚をもたない遊牧民
第71回 本の海に溺れる日本人、本棚をもたない遊牧民 モンゴルでは、毎年5月と9月にブックフェスティバルが開かれる。首都ウランバートルのスフバートル広場に… -
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【連載】嗚呼ワンコイン・パラダイス──どうしてこんなに愉しいんだろう!◎岡崎武志 第14回/私小説作家・木山捷平の後ろ姿を追って
第14回 私小説作家・木山捷平の後ろ姿を追って フランク・シナトラvs刑事コロンボ 映像配信のサイトをひまつぶしに逍遥していたら、時に「宝」とも呼ぶべき物… -
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【連載】鶴くん亀くん◎みなみしんぼう——第20回/とし?
南伸坊 みなみ・しんぼう 1947年東京生まれ。イラストレーター、エッセイスト。 -
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【連載】本場な人びと◎加藤ジャンプ――第12回/あの国この国の料理を食べる魂胆
第12回 あの国この国の料理を食べる魂胆 「本場な人びと」という連載を月刊『望星』で、はじめてちょうど一年になる。そのタイミングで『望星』はウェブになった… -
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【連載】続・マタギの村から◎大滝ジュンコ――第44回/村のお葬式(後編)
第44回 村のお葬式(後編) 爺や(義父)が亡くなって、通夜や葬儀は斎場を借りて行うことになった。斎場を使うようになったのはここ十年と最近のことで、それ… -
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【連載】文士たちのハイキング──添田知道の三味会を中心に◎堀内ぶりる 第六回(最終回)/近郊ローカル線めぐり
第六回(最終回) 近郊ローカル線めぐり 月刊『旅』昭和14(1939)年4月号に掲載された、尾崎士郎の「ガソリンカー」という紀行文がある。東京近郊の非電化時代のロ… -
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【連載】「ラディカルな潤沢」生活——ボクの「構想」と「実行」 ◎ヒットペン 第42回/色気一番で生きてます 見ても食べてもよしの草 ハゼラン
第42回 色気一番で生きてます 見ても食べてもよしの草 ハゼラン 夕方3時頃に咲き始めるハゼランは、別名三時草[さんじそう]とも呼ばれていて、野生化している群… -
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【連載】鶴くん亀くん◎みなみしんぼう——第19回/またその話
南伸坊 みなみ・しんぼう 1947年東京生まれ。イラストレーター、エッセイスト。 -
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【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎 ——第1回/変化の理由
第1回 変化の理由 若いころが人生でもっとも苦しいときであるということを、多くのひとは教えてくれなかった。それはわざわざ伝える必要もないくらいに当たり前のこ… -
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【連載】嗚呼ワンコイン・パラダイス──どうしてこんなに愉しいんだろう!◎岡崎武志 第13回/故障を抱えつつも、軽やかに甲州そぞろ歩き
第13回 故障を抱えつつも、軽やかに甲州そぞろ歩き 「村の渡しの船頭さんは、今年六十のおじいさん」という唱歌について関川夏央が書いている。「小津安二郎映画の老人…