箱根にある彫刻の森美術館では、現代の新しい創作表現を紹介するシリーズの第9回として、「野口哲哉 鎧を着て見る夢 –ARMOURED DREAMER–」を開催する。
「鎧と人間」をテーマに文明社会や人間への好奇心を追求する現代美術作家、野口哲哉。彼の作品は一見古びて見えるが、すべて樹脂やアクリルといった現代的な素材で作られており、「リアリティー」「多様性」など作家のコンセプトが凝縮されている。
まるで本物と見間違うような肌質の彫刻は、近代日本美術にある芝居的な表情とは違い、アイロニーな印象で、見る人の想像力を刺激する。モチーフは鎧兜だが、過去や現代、未来を生きる人間の姿を肯定的に捉えている。
本展では、1969年の開館当初の姿をとどめる本館ギャラリーを会場に、新作を含めた立体や平面など約75点を展示。自然とアートが調和する野外美術館で、野口の幅広い思考と精緻な作品が融合する空間が楽しめる。

【会期】2025年7月19日(土)~2026年1月12日(月・祝)
【会場】彫刻の森美術館 本館ギャラリー(神奈川・箱根)
【開館時間】9:00~17:00 ※最終入場は閉館30分前まで
【休館日】年中無休
【料金】大人:2,000円、大学・高校生:1,600円、中学・小学生:800円、未就学児:無料 ほか
【問い合わせ】050-5541-8600(ハローダイヤル)
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