気鋭のジャーナリストによるルポルタージュや現場報告を掲載するコーナーです。
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【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く 第37回◎三山喬 ヒロシマ・ナガサキ〝隠蔽と遺棄〟の日々(上)
タイトル部分の写真は『アサヒグラフ』(1952年8月6日号)の誌面。核攻撃の被害の実態の一部は、この誌面によって初めて公になった 隠蔽された原爆被害 昨年の… -
【ジャーナル】消えるムラを撮り続けたい◎澤宮優――第4話(最終回)/成田空港第三滑走路で消える集落と二人のカメラマン
前回の記事はこちら「【ジャーナル】消えるムラを撮り続けたい――第3話」 成田空港(正式には成田国際空港)の拡張工事が進むなか、移転によって消滅する集落がある。イ… -
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く 第36回◎三山喬 占領軍の闇(下)
前回の記事はこちら「【ジャーナル】戦後史探検──第35回 占領軍の闇(中)」 蚊帳の外だった日本の警察 社会党左派の衆議院議員・猪俣浩三が、国会内の食堂で国家警… -
【ジャーナル】消えるムラを撮り続けたい◎澤宮優――第3話/成田空港第三滑走路で消える集落と二人のカメラマン
前回の記事はこちら「【ジャーナル】消えるムラを撮り続けたい――第2話」 成田空港(正式には成田国際空港)の拡張工事が進むなか、移転によって消滅する集落がある。イ… -
【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ――『オキナワ サントス』撮影の日々――第3回◎松林要樹
前回の記事はこちら「【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ―第2回」 明治以後、日本は国策として多くの移民を海外に送り出した。新天地、海外雄飛といった… -
【ジャーナル】消えるムラを撮り続けたい◎澤宮優――第2話/成田空港第三滑走路で消える集落と二人のカメラマン
前回の記事はこちら「【ジャーナル】消えるムラを撮り続けたい――第1話」 第2話 成田空港第三滑走路で消える集落と二人のカメラマン 成田空港(正式には成田国際空港)… -
【ジャーナル】死刑囚・林眞須美からの手紙 「ヒ素を入れたのは、あなたではないのか?」(下) ◎高橋幸春
前回の記事はこちら「【ジャーナル】死刑囚・林眞須美からの手紙 (上)」 網本漁師の長女としてなに不自由なく眞須美は育ってきた。二十五年も前のものだが、次女に… -
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く 第35回◎三山喬 占領軍の闇(中)
前回の記事はこちら「【ジャーナル】戦後史探検──第35回 占領軍の闇(上)」 謎の失踪 月刊『文藝春秋』が1960年の年初から12回にわたって連載し… -
【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ――『オキナワ サントス』撮影の日々――第2回◎松林要樹
前回の記事はこちら「【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ―第1回」 明治以後、日本は国策として多くの移民を海外に送り出した。新天地、海外雄飛といった… -
【ジャーナル】消えるムラを撮り続けたい◎澤宮優――第1話/成田空港第三滑走路で消える集落と二人のカメラマン
第1話 成田空港第三滑走路で消える集落と二人のカメラマン 成田空港(正式には成田国際空港)の拡張工事が進むなか、移転によって消滅する集落がある。インバウンド需… -
【ジャーナル】死刑囚・林眞須美からの手紙 「ヒ素を入れたのは、あなたではないのか?」(上) ◎高橋幸春
私は林眞須美本人にこう問いかけた。 「ヒ素をいれたのは、あなたではないのか?」 彼女は、こう答えた。 「金にもならないことをするもんか」 … -
【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ――『オキナワ サントス』撮影の日々――第1回◎松林要樹
明治以後、日本は国策として多くの移民を海外に送り出した。〝新天地〟〝海外雄飛〟といった文句が後押しし、南米、北米、中国、フィリピン、南洋諸島などに向かった移… -
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く 第34回◎三山喬 占領軍の闇(上)囚われの作家を救った日本人青年
松本清張による『日本の黒い霧』 上野・不忍池の南西端のほとりに建つビル群の裏側に、鬱蒼とした木々に囲まれた都立庭園がある。入場券を買い、砂利道の… -
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く 第33回◎三山喬 〝戦争作家〟と呼ばれて─火野葦平と文化人公職追放(下)
『麦と兵隊』と『生きてゐる兵隊』 2012年刊行の今村修『ペンと兵隊』は、従軍小説の代表的な書き手であった火野葦平の戦争観について多角的に分析を試みた論考…