月刊『望星』は2024年11月から『web望星』として再スタートを切りました。
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【特集】
都市に第二の森林を! 
―木造礼賛 その知恵と魅力を再発見―

木造といえば寺社仏閣というイメージがあります。風雪を耐え、古びた佇まいに魅せられる人は多いですね。いっぽう木造住宅となると、倒壊や燃えやすいといったことから敬遠されがちです。しかし専門家の話を聞けば、いいことがたくさんある。森林を育て、木材を活かして街に建築物をつくる。そんな 持続可能 なシステムを作ることは可能なのか。木造建築をとりまく環境や課題などを探ってみました。

シリーズ「教育ってなんだ?」第3回/吉原毅さん

経済人、実業家であり、麻布学園理事長、千葉商科大副学長として教育界にもかかわる吉原毅さんに、今の日本の教育が抱える問題点を聞いた。本当の学問とは? 詰め込み偏差値教育の害悪、金儲け至上主義がもたらした社会の衰退――日本社会は教育のありかたを変えることはできるのだろうか。

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編集部より

1月28日に起きた埼玉県八潮市の道路陥没事故。痛ましいのひとことです。救出も復旧もままならない。「国際救助隊、国際救助隊、応答せよ」と言いたくなりました。1960年代の後半、テレビ放映された英国の人形劇『サンダーバード』。世界各地で発生した事故や災害に、孤島の基地からジェット機やロケットなどで瞬時に駆けつけ、救助を成功させる秘密の組織です。 

以前、作家で長野県知事、国会議員も務めた田中康夫さんが、「国際救助隊構想」を打ち出したことがあり、私も「そうだ、そうだ」と思いました。20世紀が戦争の世紀なら、21世紀は気象の大変化もあって災害の世紀かもしれません。国境を越えた国際救助隊を創設する意義は大いにあると思います。 

道路の陥没は、今の日本を象徴する事故のように見えます。社会の底が抜けてしまった。子どもたちが苦しむ教育制度や、富の偏在が生む格差拡大、先進国から大きく遅れる人権意識などなど。明るい未来が描けない。国際救助隊は助けに来てはくれません。(石)


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