シリーズ「教育ってなんだ?」第6回/藻谷浩介さん

「一流校合格者一挙掲載」的な見出し記事を見かける。街中の進学塾も外壁に「○○校合格者ウン百人!」と盛んに謳う。学校・学歴のよしあしだけが、人生の最重要課題だといわんばかりだ。しかもタチが悪いのが、多くの人たちがその風潮に賛意を示していることだ。本当だろうか? 有名校に入るとシアワセになれるのか? 絶対、そんなことはない。偏差値・学歴重視教育には弊害しかないのに、なぜ教育は変わらないのか。さまざまな分野で鋭い指摘をし、多くの人に指針を与え続けてくれている藻谷浩介さんに話を聞いた。藻谷さんの言う「教育浄土真宗」の本意ってなんですか?

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【特集】
都市に第二の森林を! 
―木造礼賛 その知恵と魅力を再発見―

木造といえば寺社仏閣というイメージがあります。風雪を耐え、古びた佇まいに魅せられる人は多いですね。いっぽう木造住宅となると、倒壊や燃えやすいといったことから敬遠されがちです。しかし専門家の話を聞けば、いいことがたくさんある。森林を育て、木材を活かして街に建築物をつくる。そんな 持続可能 なシステムを作ることは可能なのか。木造建築をとりまく環境や課題などを探ってみました。

望星インタビュー

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編集部より

「ウェブ望星」には昆虫、植物、星に関する読み物がありますが、ここに動物や恐竜なんかが加わると、超偉大な「子ども科学電話相談」(NHKラジオ第一放送)に、ほんの少し近づいてきます。「子ども科学電話相談」は、ハッキリ言いますが、テレビ・ラジオで放映・放送されているあらゆる番組の中で、もっともおもしろい! もっともタメになる! もっともスリリング! なぜスリリングなのかは、聴いてみてのお楽しみですよ。回答者の先生方が冷や汗を流す様子が……ヘヘヘ、なんですね。 

司会「○○クン、先生のお話で、なんで星が光るのか、わかったかな?」 
○○クン「わかった! ありがとございました!」 
司会「じゃあ、また、番組に質問してくださいね」 
○○「うーんと、なんでぇ、星は光るんですか?」 

 電話の向こうから鼻息しか聞こえないような低学年の男の子が質問者だと、期待大です。その点、女の子はものすごくしっかりしている。受け答えのレベルが違います。その違いを回答者の一人である篠原菊紀先生(脳科学者)に質問したら、脳のできかたが違うからだそうです(そうとう前の『月刊望星』にインタビュー記事あり)。 

 子どもたちの疑問が本当に多岐にわたるのは好奇心旺盛だからですね。うらやましい。その疑問に、言葉を尽くして、なんとかわかってもらいたいという先生方の姿勢にも心打たれます。むずかしい言葉は使えませんから、先生方、たいへんなんです。 

 学校が夏休みに入ると、「子ども科学電話相談」の放送が開始されます。ぜひ一度聴いてみてください。高校野球の甲子園大会期間中お休みになることに、ワタシは大きな憤りを感じております。 (石)


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