2025年– date –
-
【BOOKS】青木真兵・光嶋裕介・白岩英樹 著『ぼくらの「アメリカ論」』◎澤一澄
アメリカの「草の根デモクラシー」は再生をめざす 2017年に第四十五代アメリカ大統領となったドナルド・トランプ氏が、今年再び第四十七代の大統領に就任した。今、世... -
【info】『アンデルセン生誕220年 ちひろと見つめるアンデルセン』
《人魚姫》や《みにくいアヒルの子》などの作品で知られるデンマークの作家ハンス・クリスチャン・アンデルセン(1805~1875)は、2025年に生誕220年・没後150年を迎え... -
【info】『企画展 死と再生の物語[ナラティヴ]─中国古代の神話とデザイン─』
高度な文明が発達した中国古代では、すぐれた技術によってさまざまな文物がつくりだされ、それらには現代の眼にも斬新で刺激的なデザインの数々がほどこされた。わた... -
【info】『令和7年度初夏展 くまもとの絶景 ―知られざる日本最長画巻「領内名勝図巻」―』
《領内名勝図巻》(りょうないめいしょうずかん、熊本県指定重要文化財)は、熊本藩のお抱え絵師・矢野良勝(やのよしかつ、1760~1821)と衛藤良行(えとうよしゆき、1... -
【シリーズ】日本の医療の現在地 日本の医療の現在地を知る◎松前光紀(東海大学名誉教授・横浜新緑総合病院病院長)
日本の医療の水準は、世界的にみてもトップクラスといわれている。戦後、焼け野原からの出発となった日本で、医療はどのように発展してきたのだろうか。そして、今と... -
【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎 ——第7回/頭がよいということ
第7回 頭がよいということ 世間一般でいう、「頭のよいひと」というのは、ある問いにたいして、適切に、かつ迅速にこたえられるひとのことをいうのではないか、と思... -
【フォトエッセイ】虫めづる奇人の回想◎小松貴――第75回/清張さん、そのヨウザワメクラチビゴミムシは……(上)
第75回 清張さん、そのヨウザワメクラチビゴミムシは……(上) 松本清張の短編集『死の枝』は、様々な人々が必要に駆られて人殺しを働き、ついには破滅していくさまを... -
【連載】嗚呼ワンコイン・パラダイス──どうしてこんなに愉しいんだろう!◎岡崎武志 第19回/春雷に大雪の朝
第19回 春雷に大雪の朝 誕生日月の3月(28日で六十八歳)、中旬早朝、雷の音で目が覚める。バスに乗り遅れそうになり、必死で走っていると、肩に猿をのせた中国人か... -
【連載】詩のとびら◎マーサ・ナカムラ——第8回/「本当の私」をさがして
第8回 「本当の私」をさがして 「詩の書き方を教えてほしい」という、ワークショップの依頼を受けることがある。 そんな時は、青色と茶色の絵の具、画用紙二枚... -
【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ――『オキナワ サントス』撮影の日々――第4回◎松林要樹
前回の記事はこちら「【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ―第3回」 明治以後、日本は国策として多くの移民を海外に送り出した。新天地、海外雄飛といった...