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【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎——第13回/毎朝、ぼくと娘は
第13回 毎朝、ぼくと娘は 朝の三十分、骨の折れる本を読むという習慣がはじまったのは、娘の学校につきそうようになってからゆっくりと昼食をとるのが難しくなり、そ... -
【ジャーナル】映画監督に聞く② 『NOVA』の寺田悠真監督◎高橋幸春
外国人移民問題が注目され、日本社会の排外主義的な傾向が露わになりつつある。そうしたなかでマイノリティーをテーマにした2本の映画が製作・公開された。今回はその1... -
【連載】大草原のつむじ風◎大西夏奈子 ——第80回/カオスから生まれたロック! 自由を鳴らすNISVANIS
第80回 カオスから生まれたロック! 自由を鳴らすNISVANIS 1996年11月22日夜、モンゴルの若者たちは、音楽で〝自由〟に出会った。 首都ウランバートルの文化... -
【連載】トイレ事情を歩く◎石川未紀(世界共通トイレをめざす会) 第12回/トイレの「男女平等」ってなんだろう?
第12回 トイレの「男女平等」ってなんだろう? 今回はトイレにおける「男女平等」について考えてみたいと思います。 公共のトイレで、男性用は人がどんどん... -
【info】『特別展 日本画聖地巡礼2025―速水御舟、東山魁夷から山口晃まで―』
映画、小説、漫画やアニメなどの舞台になった場所を訪れる「聖地巡礼」。山種美術館では2023年、画題となった土地や、画家と縁の深い場所を「聖地」とし、その土地が... -
【info】『モーリス・ユトリロ展』
20世紀初頭のパリの街並みを描きエコール・ド・パリを代表する画家として知られるモーリス・ユトリロ(1883~1955)は、生まれ育ったモンマルトルや暮らした郊外の風... -
【ジャーナル】映画監督に聞く① 『雨花蓮歌[うくわれんが]』の朴正一監督◎高橋幸春
夏の参議院議員選挙の結果などを見ても、外国人移民問題が注目され、日本の排外主義的な傾向が露わになりつつある。そうしたなかでマイノリティーをテーマにした二本の... -
【フォトエッセイ】日本の包み紙 Collection◎上ヶ島オサム――第18回/紙おてふきの袋
第18回 紙おてふきの袋 駅弁等に添えられる紙おてふきは、ウェットティシュや使い捨ておしぼり等とともにウエットワイパー類と総称される。製造者団体の日本清浄紙綿... -
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く 第44回◎三山喬 焼け跡の子(中)
【タイトル画像】食事をとる戦争孤児たち 1946年8月、東京・板橋養育院幼少年保護寮で撮影。写真提供=共同通信イメージズ 映画やドラマで描かれる戦後の闇市... -
【BOOKS】矢野利裕著/『「国語」と出会いなおす』◎佐藤康智
「国語」と「文学」の雪解けにむけて 歳をとると、昨日読んだ本の内容すら忘れがちになる。のに、若い頃に読んだ本の内容は、いまだ忘れられず、脳にこびりついている...