2025年– date –
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【info】『スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで』
スウェーデンの首都ストックホルムにあるスウェーデン国立美術館は、1792年に開館したヨーロッパで最も古い美術館の一つ。スウェーデン王家が収集した美術品をコレク... -
【info】『藤田嗣治 絵画と写真』
藤田嗣治(1886~1968)は、乳白色の下地に描いた絵画で世界的に知られるエコール・ド・パリを代表する画家。そんなフジタの芸術を「写真」をキーワードに再考する展... -
【info】『野口哲哉 鎧を着て見る夢 –ARMOURED DREAMER-』
箱根にある彫刻の森美術館では、現代の新しい創作表現を紹介するシリーズの第9回として、「野口哲哉 鎧を着て見る夢 –ARMOURED DREAMER–」を開催する。 「鎧と人間... -
【望星インタビュー】山口敦子さん――海の生きものや生態系のこと、知りたい、知ってもらいたい!(前編)◎聞き手・編集部
魚類学者で長崎大学水産学部教授の山口敦子さん。子どものころから水の中の生きものに興味津々で、その思いは大人になっても尽きることがない。むしろ深まるばかりの興... -
【連載】詩のとびら◎マーサ・ナカムラ——第9回/「ねむりひめ」の気配 —榎本櫻湖「冬の旅」—
第9回 「ねむりひめ」の気配 —榎本櫻湖「冬の旅」— 寝室で詩を読むかわりに、童話「ねむりひめ」を声に出して読んでいた。 すべてが ねむった しろの ま... -
【連載】投稿の広場◎マーサ・ナカムラ——第19回
「投稿の広場」は、詩の投稿を募り、その一部をご紹介するコーナーです。選者は「詩のとびら」の著者である詩人のマーサ・ナカムラさん。今回は2025年3月10日から4月11... -
【ジャーナル】普通の人がレイシストに変身するとき(上)◎高橋幸春
この世界から、偏見、憎悪、差別がなくなることはないのだろうか。いま埼玉県の川口、蕨で起きている在日クルド人への攻撃では「奴らを殺せ」「皆殺し」といった、あま... -
【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎——第9回/運がいい
第9回 運がいい 自著のなかでも何度も書いてきたことだし、講演会では必ず口にすることであるが、ぼくは親しかった従兄が急逝し、そのことがきっかけで出版社をはじ... -
【連載】嗚呼ワンコイン・パラダイス──どうしてこんなに愉しいんだろう!◎岡崎武志 第21回/三畳一間の小さな下宿
第21回 三畳一間の小さな下宿 今年に入って続けざまに若い編集者と仕事をした。一人は1990年生まれの女性、もう一人はなんと2000年生まれでこちらは男性。後者を仮に... -
【ジャーナル】放浪詩人、高木護が見た昭和◎澤宮優――第1話
今年2025年は昭和でいうと百年に当たる。昭和前期、大正デモクラシーは軍部の台頭でかき消され、強烈な翼賛体制に行きついたあげく、壊滅的な敗戦へと向かった。戦後は...