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【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎——第13回/毎朝、ぼくと娘は
第13回 毎朝、ぼくと娘は 朝の三十分、骨の折れる本を読むという習慣がはじまったのは、娘の学校につきそうようになってからゆっくりと昼食をとるのが難しくなり、そ... -
【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎——第12回/なにかいいことあるの?
第12回 なにかいいことあるの? 三年生になって、娘は毎日学校に行くようになった。 ただし、一日一コマだけで、その四十五分の授業にも毎回五分か十分くらい遅れて... -
【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎——第11回/始業式の日
第11回 始業式の日 去年のクリスマスに、息子はサンタさんから『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ キングダム』をプレゼントしてもらったが、一日やると飽きてしまい、... -
【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎——第10回/ゼルダの伝説
第10回 ゼルダの伝説 万城目学さんが居酒屋の席でNintendo Switchの『ゼルダの伝説』がおもしろいといっていて、ぼくの従弟もまた、『ゼルダの伝説』がおもしろいと... -
【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎——第9回/運がいい
第9回 運がいい 自著のなかでも何度も書いてきたことだし、講演会では必ず口にすることであるが、ぼくは親しかった従兄が急逝し、そのことがきっかけで出版社をはじ... -
【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎——第8回/成長している
第8回 成長している 三十代のころまでは、いや、四十歳になるくらいまでは「成長」というものを信じていた。真面目に仕事をし、コツコツと経験を重ねれば、あるいは... -
【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎 ——第7回/頭がよいということ
第7回 頭がよいということ 世間一般でいう、「頭のよいひと」というのは、ある問いにたいして、適切に、かつ迅速にこたえられるひとのことをいうのではないか、と思... -
【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎 ——第6回/話すこと、話さないこと
第6回 話すこと、話さないこと 2024年の4月から25年の3月までは、とにかく娘が通う小学校によく行った一年間だった。 はじめのころは、教室の前で娘と別れる... -
【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎 ——第5回/組織のなかで
第5回 組織のなかで 「郷に入っては郷に従え」という日本人なら誰もが知っていることわざがあるが、『広辞苑』によると、鎌倉期に成立した『童子教』という教訓書に載... -
【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎 ——第4回/やっぱり、本が読めない
第4回 やっぱり、本が読めない 会社員生活を続けていると、自分の言語感覚が変わる。 みながみな、そうであるかはわからないが、すくなくとも、ぼくの場合は...
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