2025年– date –
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【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ――『オキナワ サントス』撮影の日々――第4回◎松林要樹
前回の記事はこちら「【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ―第3回」 明治以後、日本は国策として多くの移民を海外に送り出した。新天地、海外雄飛といった... -
【フォトエッセイ】草木を訪ねて三千里◎藤井義晴――第23回/タンポポ戦争の勝者は?
第23回 タンポポ戦争の勝者は? 春になり、黄色いタンポポ(蒲公英)の花が目立つ季節になりました。天気が良い日に筑波実験植物園に行ったら、カントウタンポ... -
【連載】投稿の広場◎マーサ・ナカムラ——第18回
「投稿の広場」は、詩の投稿を募り、その一部をご紹介するコーナーです。選者は「詩のとびら」の著者である詩人のマーサ・ナカムラさん。今回は2025年1月16日から2月10... -
【フォトエッセイ】日本の包み紙 Collection◎上ヶ島オサム――第12回/野菜の種袋
第12回 野菜の種袋 天候によって作柄が変動しやすく保存性も乏しい野菜は、供給量の変動に伴って価格も大幅に変動する。昨年から今年にかけて家計を直撃した野菜の価... -
【フォトエッセイ】星空をめぐる旅、そして物語◎永田絵美——第5回/地動説と天動説
第5回 地動説と天動説 最近話題になった『チ。―地球の運動について―』(小学館)という漫画があります。 手塚治虫文化賞マンガ大賞をはじめ数々の賞を取り、... -
【シリーズ】日本の医療の現在地 人口減少時代の地域医療を考える◎森久保俊満(東海大学教育開発研究センター准教授)
少子高齢化が進んでいる日本では、2025年に国民の五人に一人が後期高齢者になるといわれ、今後、経済成長の低迷や地方の空洞化が進むと予想されている。それは医療につ... -
【シリーズ】日本の医療の現在地 国民皆保険制度は大丈夫か? ◎御領奈美(東海大学総合教育センター・現代文明論センター講師)
日本では「風邪気味だから医者に診てもらおう」と気軽に病院に通うことができる。しかし、海外で風邪をひき病院に行ったところ「高額な医療費がかかってしまった」な... -
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く 第38回◎三山喬 ヒロシマ・ナガサキ〝隠蔽と遺棄〟の日々(中)
タイトル部分の写真は『アサヒグラフ』(1952年8月6日号)の誌面。核攻撃の被害の実態の一部は、この誌面によって初めて公になった 前回の記事はこちら「戦後史探検──昭... -
【連載】続・マタギの村から◎大滝ジュンコ――第49回/カミサマに行く
第49回 カミサマに行く 私の住む地域では、昔から家族が他界すると、「カミサマ」とか「ミコ」と呼ばれる人のところへ行き、口寄せしてもらうという慣習がある。あの... -
【連載】鶴くん亀くん◎みなみしんぼう——第25回/アキレスとゼノン
南伸坊 みなみ・しんぼう 1947年東京生まれ。イラストレーター、エッセイスト。本の装丁も多く手掛ける。単著、共著、多数。近著に『仙人の桃』(中央公論新社)、『私...