2024年– date –
-
連載
【連載】嗚呼ワンコイン・パラダイス──どうしてこんなに愉しいんだろう!◎岡崎武志 第14回/私小説作家・木山捷平の後ろ姿を追って
第14回 私小説作家・木山捷平の後ろ姿を追って フランク・シナトラvs刑事コロンボ 映像配信のサイトをひまつぶしに逍遥していたら、時に「宝」とも呼ぶべき物... -
連載
【連載】鶴くん亀くん◎みなみしんぼう——第20回/とし?
南伸坊 みなみ・しんぼう 1947年東京生まれ。イラストレーター、エッセイスト。 -
連載
【連載】本場な人びと◎加藤ジャンプ――第12回/あの国この国の料理を食べる魂胆
第12回 あの国この国の料理を食べる魂胆 「本場な人びと」という連載を月刊『望星』で、はじめてちょうど一年になる。そのタイミングで『望星』はウェブになった... -
連載
【連載】続・マタギの村から◎大滝ジュンコ――第44回/村のお葬式(後編)
第44回 村のお葬式(後編) 爺や(義父)が亡くなって、通夜や葬儀は斎場を借りて行うことになった。斎場を使うようになったのはここ十年と最近のことで、それ... -
連載
【連載】文士たちのハイキング──添田知道の三味会を中心に◎堀内ぶりる 第六回(最終回)/近郊ローカル線めぐり
第六回(最終回) 近郊ローカル線めぐり 月刊『旅』昭和14(1939)年4月号に掲載された、尾崎士郎の「ガソリンカー」という紀行文がある。東京近郊の非電化時代のロ... -
連載
【連載】「ラディカルな潤沢」生活——ボクの「構想」と「実行」 ◎ヒットペン 第42回/色気一番で生きてます 見ても食べてもよしの草 ハゼラン
第42回 色気一番で生きてます 見ても食べてもよしの草 ハゼラン 夕方3時頃に咲き始めるハゼランは、別名三時草[さんじそう]とも呼ばれていて、野生化している群... -
フォトエッセイ
【フォトエッセイ】草木を訪ねて三千里◎藤井義晴――第18回/これこそ一匹オオカミの強さ
第18回 これこそ一匹オオカミの強さ 植物には、キク科(950属2万種)、マメ科(700属1万~2万種)、ラン科(700属1万5千種)、イネ科(700属8千種)など、1万... -
フォトエッセイ
【フォトエッセイ】虫めづる奇人の回想◎小松貴――第70回/タガメはこの世の生物か?
第70回 タガメはこの世の生物か? 私は長らく、タガメという生物の存在を根底から疑っていた。タガメといえば、池や田んぼに住み、鋭いカマ状の前脚で手近に来たカエ... -
ジャーナル
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く◎三山喬 占領軍の闇(上)囚われの作家を救った日本人青年
松本清張による『日本の黒い霧』 上野・不忍池の南西端のほとりに建つビル群の裏側に、鬱蒼とした木々に囲まれた都立庭園がある。入場券を買い、砂利道の... -
フォトエッセイ
【フォトエッセイ】日本の包み紙 Collection◎上ヶ島オサム――第7回/障子紙の巻紙
第7回 障子紙の巻紙 障子とは、もとは衝立や屏風のような間仕切り具を指す言葉だったという。平安時代に木の組子に薄紙を張った採光用の建具(明かり障子)が使われ...