2025年– date –
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【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎——第9回/運がいい
第9回 運がいい 自著のなかでも何度も書いてきたことだし、講演会では必ず口にすることであるが、ぼくは親しかった従兄が急逝し、そのことがきっかけで出版社をはじ... -
【連載】嗚呼ワンコイン・パラダイス──どうしてこんなに愉しいんだろう!◎岡崎武志 第21回/三畳一間の小さな下宿
第21回 三畳一間の小さな下宿 今年に入って続けざまに若い編集者と仕事をした。一人は1990年生まれの女性、もう一人はなんと2000年生まれでこちらは男性。後者を仮に... -
【ジャーナル】放浪詩人、高木護が見た昭和◎澤宮優――第1話
今年2025年は昭和でいうと百年に当たる。昭和前期、大正デモクラシーは軍部の台頭でかき消され、強烈な翼賛体制に行きついたあげく、壊滅的な敗戦へと向かった。戦後は... -
【フォトエッセイ】虫めづる奇人の回想◎小松貴――第77回/「キノコは美味い」までの道のり
第77回 「キノコは美味い」までの道のり 幼少の頃の私は野菜が大嫌いだったが、その延長線でキノコも食わず嫌いしていた。キノコが入っているというだけの理由で、私... -
【フォトエッセイ】草木を訪ねて三千里◎藤井義晴――第25回/温州ミカンの真実!
第25回 温州ミカンの真実! ニッコウキスゲ(日光黄菅)やハコネウツギ(箱根卯木)、イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)など、地名がついた植物がありま... -
【フォトエッセイ】星空をめぐる旅、そして物語◎永田美絵——第7回/春の夜空は宇宙の窓
第7回 春の夜空は宇宙の窓 草花が咲き、日ごとに日の入り時刻が遅くなってくると、春の星座が夜空を飾ります。 春の夜には北斗七星が北の空高くにのぼり、南... -
【フォトエッセイ】日本の包み紙 Collection◎上ヶ島オサム――第14回/羊羹の包み紙
第14回 羊羹の包み紙 羊羹の代表格である煉羊羹は、小豆を煮詰めたペーストを漉して砂糖のシロップに混ぜて作った餡と寒天を煉り上げて、冷やし固めて作られる。羊羹... -
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く 第40回◎三山喬 トキワ荘と戦後マンガ(上)
若きマンガ家たちの梁山泊 昭和二十九(1954)年、マンガ家を志すふたりの青年が富山県から上京した。挨拶に訪れた出版社から編集者に連れて来られたのは、池袋... -
【連載】大草原のつむじ風◎大西夏奈子 ——第77回/首相退任を求める「モンゴル新世代型デモ」
第77回 首相退任を求める「モンゴル新世代型デモ」 モンゴルの首都ウランバートルにあるスフバートル広場で、五月十四日以降、抗議デモが連日つづいた。スローガンは... -
【連載】続・マタギの村から◎大滝ジュンコ――第51回/わらび折りを見守るシナノキ
第51回 わらび折りを見守るシナノキ 田植えが近づいてくると、村では小さな集会が開かれる。村共有の山のわらび採り計画を、皆で立てるためだ。村の共有林の芽生え状... -
【連載】「ラディカルな潤沢」生活——ボクの「構想」と「実行」 ◎ヒットペン 第49回/イノモトソウ
第49回 イノモトソウ シダのイノモトソウ。緑がきれいで花屋さんにもシダの混植になっているのをよく見る。お店のものは斑入りが多い。ほとんどは学名のプテリスを付け... -
【連載】トイレ事情を歩く◎石川未紀(世界共通トイレをめざす会) 第8回/視覚障害者の悩み2 「トイレはどこ?」
「トイレ個室内」迷子問題 前回は、視覚障害の方がトイレにたどり着くまでの困難について書きました。今回は「トイレ個室内」の困りごとについて考えていきたい... -
【BOOKS】渡辺賢治著/『メンタル漢方 体にやさしい心の治し方』◎松永裕衣子
自分の体は自分で守る! 漢方はその味方だ 江戸時代の儒学者・貝原益軒が著した『養生訓』は、健康長寿を保つための指南書として名高いが、... -
【BOOKS】村田沙耶香著/『世界99』◎佐藤康智
あなたの知らないわけではない世界 芥川賞受賞作『コンビニ人間』が多くの言語に翻訳され、世界各国に読者を持つ作者による最新長編小説が本書だ。上下巻で800ページ... -
【BOOKS】R・F・クァン 著・古沢嘉通 訳/『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』(上下)◎澤一澄
「翻訳」という魔法を核とした歴史ファンタジー バベルの塔とは、『旧約聖書』によると、人間が天にも届く塔を作っているのに怒った神が、一つだった言語を分けたため... -
【info】『レオ・レオーニの絵本づくり展』
小学校の教科書にも掲載されている絵本『スイミー』や『アレクサンダとぜんまいねずみ』の他、『あおくんときいろちゃん』等多数の名作を世に送りだした絵本界の巨匠 ... -
【info】『美術の遊びとこころⅨ 花と鳥』
日本・東洋の古美術に親しむことを目的として企画されている三井記念美術館の『美術の遊びとこころ』シリーズ。その第9弾となるテーマは「花と鳥」。本展では絵画・茶... -
【info】『大正イマジュリィの世界 デザインとイラストレーションの青春 1900s―1930s』
現代日本の大衆文化の源流は、明治末期から昭和初期までの先端メディアであった印刷物の中に見出すことができる。なかでも印刷技術の革新が進んだ大正時代(1912~192... -
【info】『版画ってアートなの?』
版画は、同じ絵を何枚も作り出す複製の技術として生まれ、今ではアート(美術作品)としても、私たちを楽しませてくれる。デューラーやピカソ、ミロといった有名な画... -
【info】『オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより ルノワール×セザンヌ―モダンを拓いた2人の巨匠』
印象派・ポスト印象派の巨匠として知られるピエール=オーギュスト・ルノワール (1841~1919)とポール・セザンヌ(1839~1906)は、1874年の第一回印象派展に参加し... -
【info】『「銀河鉄道999」50周年プロジェクト 松本零士展 創作の旅路』
漫画家・松本零士(1938~2023)は、代表作である『銀河鉄道999』『宇宙海賊キャプテンハーロック』をはじめとする数々の名作を生み出した。こうした作品の数々は、世... -
【シリーズ】教育ってなんだ?――第6回 藻谷浩介さん/偏差値教育は百害のみ。推論を中心にした教育革命を
「一流校合格者一挙掲載」的な見出し記事を見かける。街中の進学塾も外壁に「○○校合格者ウン百人!」と盛んに謳う。学歴の良し悪しだけが、人生の最重要課題だといわん... -
【不定期連載】積読戦士ツンドくん◎大石トロンボ—— 第6話/布という好敵手
第6話 『新古書ファイター真吾』絶賛発売中! 新古書店の均一棚で日々、お目当ての本を探す主人公の奮闘を描いた『新古書ファイター真吾』は、「積読戦士ツンドくん」の... -
【連載】本場な人びと◎加藤ジャンプ――第15回/朝霞で出会ったルーマニアの心と料理の神髄
第15回 朝霞で出会ったルーマニアの心と料理の神髄 長らくの無沙汰、大変失礼いたしました。「本場な人びと」という連載がウェブ版の「望星」でもつづけられることに... -
【連載】嗚呼ワンコイン・パラダイス──どうしてこんなに愉しいんだろう!◎岡崎武志 第20回/おれは青空
第20回 おれは青空 京都で学生生活を送っていたころ、聖書のごとく何度も読み返していたのが梶井基次郎だ。代表作「檸檬」をはじめ、生前に発表された作品を集めても... -
【連載】子どもたちと話したい読書のこと◎島田潤一郎——第8回/成長している
第8回 成長している 三十代のころまでは、いや、四十歳になるくらいまでは「成長」というものを信じていた。真面目に仕事をし、コツコツと経験を重ねれば、あるいは... -
【フォトエッセイ】虫めづる奇人の回想◎小松貴――第76回/清張さん、そのヨウザワメクラチビゴミムシは……(下)
第76回 清張さん、そのヨウザワメクラチビゴミムシは……(下) 前回の記事はこちら「清張さん、そのヨウザワメクラチビゴミムシは……(上)」 推理小説の名手・松本清張... -
【フォトエッセイ】星空をめぐる旅、そして物語◎永田美絵——第6回/ヘルクレスの冒険星座
第6回 ヘルクレスの冒険星座 宵空に見える、かに座、しし座、うみへび座、東の空からはヘルクレス座。これらは全てヘルクレスの冒険神話に出てくる星座です。 ... -
【フォトエッセイ】草木を訪ねて三千里◎藤井義晴――第24回/ヒマワリ娘の親戚は嫌われる?
第24回 ヒマワリ娘の親戚は嫌われる? ヒマワリ(向日葵)は北アメリカ原産ですが、ロシアとウクライナの国の花になっています。十五世紀にスペイン人がヨーロッパ... -
【フォトエッセイ】日本の包み紙 Collection◎上ヶ島オサム――第13回/蓄音機レコードの袋
第13回 蓄音機レコードの袋 明治10(1877)年にアメリカのトーマス・エジソンが発明し、「フォノグラフ/スピーキング・マシン」と命名された蓄音機は、記録メディア... -
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く 第39回◎三山喬 ヒロシマ・ナガサキ〝隠蔽と遺棄〟の日々(下)
タイトル部分の写真は『アサヒグラフ』(1952年8月6日号)の誌面。核攻撃の被害の実態の一部は、この誌面によって初めて公になった 前回の記事はこちら「戦後史探検──昭... -
【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ――『オキナワ サントス』撮影の日々――第5回◎松林要樹
前回の記事はこちら「【ジャーナル】掘り起こされたブラジル移民史の闇 ―第4回」 明治以後、日本は国策として多くの移民を海外に送り出した。新天地、海外雄飛といった...
