【info】『オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより ルノワール×セザンヌ―モダンを拓いた2人の巨匠』

 印象派・ポスト印象派の巨匠として知られるピエール=オーギュスト・ルノワール (1841~1919)とポール・セザンヌ(1839~1906)は、1874年の第一回印象派展に参加したが、モネのように筆触分割を推し進めて抽象化していくのではなく、形態[かたち]を保ちながらもそれぞれの絵画表現を突き詰めていった。

 20世紀美術を主に扱った画商でコレクターのポール・ギヨー厶(1891~1934)は、印象派・ポス卜印象派の作家の中でもこの二人のみを収集している。本展出品作のうち大部分はギヨームに由来する作品。ギヨームは43歳で若くして亡くなったが、妻のドメニカと再婚相手の建築家で実業家のジャン・ウォルターが収集を継続し、発展させていった。

 彼はまた、ルノワールとセザンヌを古典とモダンの両方の様式における先駆者とみなしていた。ドメニカにより一部、変更を施された部分はあったが、そのコレクションをフランス政府が1959年と1963年の二度にわけて公式に購入し、今日、オランジュリー美術館コレクションの核として一般に公開されている。

 本展は、肖像画、静物画、戸外制作といった章立てを通じて、合計52点の油彩作品で構成。ルノワールとセザンヌの作品のみならず、二人に影響を受けたピカソの作品も展示することで、後世に与えた影響についても浮き彫りにしていく。

ピエール=オーギュスト・ルノワール《風景の中の裸婦》1883年、油彩・カンヴァス、オランジュリー美術館
© GrandPalaisRmn (musée de l’Orangerie) / Franck Raux / distributed by AMF
招待券プレゼント〈2組4名〉

【会期】開催中~2025年9月7日(日)
【会場】三菱一号館美術館(東京・丸の内)
【開館時間】10:00~18:00(祝日を除く金曜日、第2水曜日、9月1日~7日は20時まで)
 ※最終入場は閉館の30分前まで
 〔夏の特別夜間開館〕8月の毎週土曜日も20時まで開館
【休館日】月曜日(祝日の場合、トークフリーデー[6月30日、7月28日、8月25日]、9月1日は開館)
【観覧料】一般:2,500円、大学生:1,500円、高校生:1,300円、小・中学生:無料 ほか
【問い合わせ】050-5541-8600(ハローダイヤル) 
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