2024年11月– date –
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ジャーナル
【ジャーナル】戦後史探検──昭和20年代を歩く◎三山喬 〝戦争作家〟と呼ばれて─火野葦平と文化人公職追放(下)
『麦と兵隊』と『生きてゐる兵隊』 2012年刊行の今村修『ペンと兵隊』は、従軍小説の代表的な書き手であった火野葦平の戦争観について多角的に分析を試みた論考... -
フォトエッセイ
【フォトエッセイ】草木を訪ねて三千里◎藤井義晴――第17回/エジプトのソラマメ畑に寄生するドラキュラ
第17回 エジプトのソラマメ畑に寄生するドラキュラ エジプトは日本に対して好意的な方が多く、研究上の繋がりで仲良くしています方たちがいます。リームさんと... -
フォトエッセイ
【フォトエッセイ】虫めづる奇人の回想◎小松貴――第69回/幸せ運ぶ貯穀害虫
第69回 幸せ運ぶ貯穀害虫 もうかれこれ数年間使い続けている、近所の無農薬貸し農園。我が家の食料増産、そしてそこに襲来する数多の害虫を撮影する目論見で借りてい... -
連載
【連載】本場な人びと◎加藤ジャンプ――第11回/蕎麦に魅せられたバングラデシュ人
第11回 蕎麦に魅せられたバングラデシュ人 新しい内閣が誕生した。集合写真を見たら、ちょっとヨレっとしている。なんとなくズボンなんかシワシワだったりするし、裾... -
連載
【連載】続・マタギの村から◎大滝ジュンコ――第43回/村のお葬式(前編)
第43回 村のお葬式(前編) 義父が他界した。山熊田で初めてのうちの家族の葬式だ。今までコマイテ(お手伝い)として関わったことはあったけれど、断片的で、それで... -
連載
【連載】大草原のつむじ風◎大西夏奈子 ——第70回/音楽も酒も恋も大自然に溶けていく真夏の〝PLAYTIME〟
第70回 音楽も酒も恋も大自然に溶けていく真夏の〝PLAYTIME〟 「こっちでは黄色い葉っぱの美しい秋が終わって、もの寂しい冬の季節がもうすぐはじまるよ」 10月に入... -
連載
【連載】文士たちのハイキング──添田知道の三味会を中心に◎堀内ぶりる 第五回/ありし日の相模野
第五回 ありし日の相模野 詩人で作詞家の佐藤惣之助は、宮沢賢治の生前唯一の詩集『春と修羅』(関根書店)を、大正13(1924)年の刊行当初から評価していた数少ない... -
フォトエッセイ
【フォトエッセイ】日本の包み紙 Collection◎上ヶ島オサム――第6回/トイレットペーパーの包装紙
第6回 トイレットペーパーの包装紙 ロール状のトイレットペーパーの工業的な製造は、19世紀半ばのアメリカで始まったという。1871年には実業家のセス・ウェラーによ... -
連載
【連載】「ラディカルな潤沢」生活 ◎ヒットペン——第41回/株分けも楽しい吊りシノブ
第41回 魅力も鉢にも底は無い——株分けも楽しい吊りシノブ 夏祭りで買った風鈴付き常盤忍の吊り鉢。何年か経つと根っこが鉢から溢れて暴れ出すけれど、溢れた根っこを... -
表紙絵ギャラリー
望星・表紙絵ギャラリー◎長野亮之介
『望星』の「顔」である表紙絵を、イラストレーターの長野亮之介さんに20年以上にわたって描き続けていただいています。編集部がひねり出した「特集」タイトルを伝えた...