月刊『望星』は2024年11月から『web望星』として再スタートを切りました。

【info】『企画展 花器のある風景』

 日本における花器の歴史は、寺院における荘厳の道具として中国より伝来したのがはじまりとされる。室町時代には連歌や茶会、生花など室内芸能が盛んになり、中国から輸入された唐物と称される書画、調度類や茶道具、文房具を座敷に並び立てる「座敷飾り」が発展。床の間の飾りには、唐物の花生・香炉・香合・天目などが飾られた。  

 茶の湯の世界でも、清浄なる空間を演出するものとして、花器は重用された。唐物の金属製の花器をもとに、日本でも中世以降、陶磁器や竹など様々な素材で花入が作られ、日本独自の美意識が誕生する。

 住友コレクションには、室町時代の茶人・松本珠報[まつもとしゅほう]が所持したとされる《砂張舟形釣花入 銘松本船》、江戸時代の茶人・小堀遠州ゆかりの《古銅象耳花入 銘キネナリ》などの花器が伝世している。本展では、住友コレクションから花器と、花器が描かれた絵画を紹介。同時開催として、 華道家・大郷理明[おおごうりめい]氏より寄贈された花器コレクションも紹介される。

同時開催:受贈記念「大郷理明コレクションの花器」

原在中・在明《春花図》江戸時代・19世紀 泉屋博古館
招待券プレゼント〈5組10名〉

【会 期】2025年1月25日(土)~3月16日(日)
【会 場】泉屋博古館東京(東京・六本木)
【開館時間】11:00~18:00 ※金曜日は19:00まで ※入館は閉館の30分前まで
【休館日】月曜日(2月24日は開館)、2月25日(火)
【料 金】一般:1,200円、学生:600円、18歳以下:無料 ほか
【問い合わせ】050-5541-8600(ハローダイヤル)
【公式ホームページ】はこちら

応募方法

ご希望の方はハガキに希望のプレゼント名を一つ明記し、住所、氏名、年齢、掲載記事の中で興味を持った記事タイトルと感想を記入のうえ、下記まで郵送してください。ファクス、またはメールでも受け付けます。当選発表は招待券の発送をもってかえさせていただきます。

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【住所】〒160-0022 東京都新宿区新宿1-9-5
 新宿御苑さくらビル4階 東海教育研究所
 Web『望星』プレゼント係まで
【ファクス】03-6380-0499
【メール】bosei@tokaiedu.co.jp
★応募締め切り 2025年2月5日(水)必着

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