《人魚姫》や《みにくいアヒルの子》などの作品で知られるデンマークの作家ハンス・クリスチャン・アンデルセン（1805～1875）は、2025年に生誕220年・没後150年を迎える。彼が残した物語は、今もなお、たくさんの人々に親しまれている。
絵本画家いわさきちひろ（1918～1974）は、アンデルセンの物語を題材にした作品をくりかえし描いた。絵本、雑誌、童話集、紙芝居などさまざまな分野で、描くたびに画材や構図などに工夫を重ねていた。
現存するだけでも800点を超えるそれらの作品からは、ちひろがアンデルセンの世界を豊かに思い描いていたことがうかがえる。ちひろはアンデルセンのどんなところに惹かれていたのか。ちひろの絵やことばを通してその魅力に迫る。
《同時開催》ヒロシマ・トマト 司 修［つかさ・おさむ］展
『にんぎょひめ』（偕成社）より 1967年
【会 期】開催中～2025年7月21日（月・祝）
【会 場】ちひろ美術館・東京（東京・練馬区下石神井）
【開館時間】10：00～17：00 ※入場は閉館の30分前まで
【休館日】月曜日（7月21日は開館）
【料 金】大人：1,200円、65歳以上・学生：900円、高校生・18歳以下：無料 ほか
※障害者手帳をご提示の方及びその介助者（1名）は無料
【問い合わせ】03-3995-0612
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