【アートナビ】特別展 内山晋コレクション受贈記念 歌川広重 江戸のベストアングル

 江戸時代後期に活躍した歌川広重(1797~1858)は、四季の移ろいを感じさせる風景画や、色鮮やかな花鳥画で一時代を築いた浮世絵師。とくに、その代名詞ともいえる風景画では、日本各地を題材に、天候や時刻の変化、そこに生きる人びとの姿を巧みにとらえ、卓越した画面構成力で風景の魅力を描き出した。親しみやすくも新鮮味あふれるその作風は、江戸の人びとの心をつかんだ。

 このたび東京国立博物館は、蒐集家・内山晋氏(1893~1980)旧蔵の浮世絵1025点の寄贈を受けた。内山氏は歌川広重を中心とする質の高い浮世絵コレクションを築き、出版物や展覧会を通してその魅力を広く紹介するなど、浮世絵の研究と普及に大きな足跡を残した人物である。

 本展では、この貴重なコレクションの収蔵を記念し、広重の代表作である「東海道五拾三次」(1期)、「木曽海道六拾九次」(2期)、「名所江戸百景」(3期)の三大シリーズを中心に、風景画や花鳥画の名作を3期に分けて紹介する。各期では、それぞれのシリーズを全点公開。広重の代表的な風景画シリーズの全貌を鑑賞できる貴重な機会となる。

《木曽海道六拾九次之内 洗馬》 歌川広重筆 江戸時代・天保7~8(1836~37)年頃 横大判錦絵
2期:10/27(火)~11/23(月・祝) 東京国立博物館蔵
information

【会期】開催中~2026年12月20日(日)※本展は以下のスケジュールで展示作品がすべて入れ替わります。
 [1期]9月29日(火)~10月25日(日)
 [2期]10月27日(火)~11月23日(月・祝)
 [3期]11月25日(水)~12月20日(日)
【会場】東京国立博物館 本館A室(東京・上野公園)
【開館時間】9:30~17:00 ※毎週金曜・土曜日、11月1日(日)、2日(月)、22日(日)は20時まで ※最終入場は閉館の30分前まで
【休館日】月曜日(ただし11月2日、23日は開館)、11月24日(火)、12月15日(火)
【料金】一般:1,500円 大学生:500円(キャンパスメンバーズ学生は無料) ※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方、障害者とその介護者1名は無料。入館の際に年齢のわかるもの(生徒手帳、健康保険証、運転免許証など)、障害者手帳等をご提示ください。
【問い合わせ】050-5541-8600(ハローダイヤル)
【公式ホームページ】はこちら

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