「日本らしさ」とは、何を指すのだろうか。たとえば日本が世界に誇る浮世絵は、実は中国や西洋の表現手法を取り入れつつ百花繚乱の世界を開かせた。歴史を紐解いていくと、「日本らしさ」の奥には多様な文化的背景をもつ作品や人との交わりを見つけることができる。
本展では、日本現存最古の印刷物である無垢浄光大陀羅尼経[むくじょうこうだいだらにきょう]から、仏教版画、絵手本や画譜、浮世絵、創作版画、新版画、戦後版画、現代版画へと連なる約240点を当館収蔵品から厳選して紹介。特に他の東アジアの国々とのつながりにも注目し、文化交流の視点で日本の版画1200年の歴史をたどる。
私たちが「伝統」、そして「芸術」として考える版画はどのように生まれ、どこへ向かうのだろう。「日本の版画」1200年の旅に出かけてみよう。

天保4〜5年(1833〜34)横大判錦絵[前期]
【会 期】開催中~2025年6月15日(日)
【会 場】町田市国際版画美術館(東京・町田)
【開館時間】平日10:00~17:00/土・日・祝日10:00~17:30 ※入場は閉館の30分前まで
【休館日】月曜日(5月5日は開館)、5月7日(水)
【料 金】一般:800円、大・高生:400円、中学生以下:無料 ほか
【問い合わせ】042-726-2771
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★応募締め切り 2025年5月10日(土)必着
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