19世紀イタリアの画家アントニオ・フォンタネージ(1818~82)は、1876年、58歳で工部美術学校の画学教師として日本に招聘され、その門下から浅井忠や小山正太郎ら初期の洋画家たちを輩出したことで知られている。
スイスやフランス、英国など、ヨーロッパ各地に滞在し、バルビゾン派やターナーらから影響を受けつつ、詩情豊かな独自の風景画を生み出した。生涯にわたり風景画に取り組んだフォンタネージは、1869年にトリノの美術アカデミーの風景画教授に任命されると、晩年に至るまでこの地で制作した。
本展は、トリノ市立近現代美術館(GAM)およびトリノ博物館財団の協力のもと、フォンタネージの画業の初期から晩年に至るまでのフォンタネージの作品群を概観する。また、日本の弟子たちの作品や、同時代および次世代のイタリア人作家の作品に見られる、彼の影響と遺産にも光を当て、約200点の作品を通してフォンタネージの芸術の全貌を明らかにする。

GAM-Galleria Civica d’Arte Moderna e Contemporanea, Torino. Courtesy Fondazione Torino Musei
【会期】開催中~2027年1月24日(日) ※会期中一部展示替えあり
【会場】三菱一号館美術館(東京・丸の内)
【開館時間】10:00~18:00(ただし、祝日を除く金曜日、第2水曜日、会期最終週の平日は20:00まで開館) ※最終入場は閉館の30分前まで
【休館日】月曜日(ただし、祝日、トークフリーデー〔10月26日、11月30日、12月28日〕、および1月18日は開館)、12月31日(木)、1月1日(金)
【料金】一般:2,300円 大学生:1,300円 高校生:1,000円 中学生以下:無料 ※障害者手帳をお持ちの方は半額、付添いの方1名まで無料
【問い合わせ】050-5541-8600(ハローダイヤル)
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