2024年10月公開– tag –
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特集
【特集】座談会「世に誤植の種は尽きまじ」――校正・校閲者が見た、いまとむかし――
書くことを生業とする人でも、やっぱり見落とす誤字脱字。 でも大丈夫。「校正・校閲者」という強い味方がいるのだから。 文章の誤りや誤植を正し、体裁を整... -
特集
【特集】脳は真面目に文字を読まないけど、やっぱりスゴイ◎中谷裕教(東海大学情報通信学部准教授)
なぜ人は誤字や脱字を見逃すのか? そそっかしいから? 適当に読んでいる? それは脳と何か関係があるのか? 中谷裕教さんに聞いてみた。 音声情報と視覚情報... -
表紙絵ギャラリー
望星・表紙絵ギャラリー◎長野亮之介
『望星』の「顔」である表紙絵を、イラストレーターの長野亮之介さんに20年以上にわたって描き続けていただいています。編集部がひねり出した「特集」タイトルを伝えた... -
特集
【特集】「オッペルと象」を読んで──〔一字不明〕の謎◎佐藤康智
小学生だったころ、宮沢賢治の童話集を図書館で借りて、夏休みに読んだ。宿題の読書感想文を書くためである。私は岩手県花巻市の生まれなので、同郷の有名作家で感想... -
連載
【連載】続・マタギの村から◎大滝ジュンコ――第43回/村のお葬式(前編)
第43回 村のお葬式(前編) 義父が他界した。山熊田で初めてのうちの家族の葬式だ。今までコマイテ(お手伝い)として関わったことはあったけれど、断片的で、それで... -
BOOKS
【BOOKS】車谷長吉著『癲狂院日乗』◎佐藤康智
私小説作家の濃密すぎる1年間 1998年の4月に始まる、丸一年分の日記が本書だ。5月21日の日記には、「この頃、女子高校生の間にルーズ・ソックスというものが流行[... -
BOOKS
【BOOKS】シルヴィア・プラス著『ベル・ジャー』◎澤一澄
欧米でベストセラーとなった、早逝した詩人の伝説的小説 シルヴィア・プラスはアメリカ出身の詩人で小説家。だが、その創作期間は短い。1932年ボストン生まれ。成績優... -
BOOKS
【BOOKS】芥川龍之介著『芥川龍之介の桃太郎』◎松永裕衣子
残虐で無自覚な所業のあとの謎の言葉 古くから日本人に親しまれてきた桃太郎伝説は、文豪・芥川龍之介の手にかかるとどんな物語に生まれ変わるのか。 短編小説の名手... -
連載
【連載】嗚呼ワンコイン・パラダイス──どうしてこんなに愉しいんだろう!◎岡崎武志 第13回/故障を抱えつつも、軽やかに甲州そぞろ歩き
第13回 故障を抱えつつも、軽やかに甲州そぞろ歩き 「村の渡しの船頭さんは、今年六十のおじいさん」という唱歌について関川夏央が書いている。「小津安二郎映画の老... -
フォトエッセイ
【フォトエッセイ】虫めづる奇人の回想◎小松貴――第69回/幸せ運ぶ貯穀害虫
第69回 幸せ運ぶ貯穀害虫 もうかれこれ数年間使い続けている、近所の無農薬貸し農園。我が家の食料増産、そしてそこに襲来する数多の害虫を撮影する目論見で借りてい...