『望星』とは
『望星』は1970年、東海大学の創始者・松前重義が創刊した総合月刊誌です。大阪万博が華々しく開催される一方、高度経済成長のひずみが現れはじめ、環境問題や過激化する学生運動など社会が混迷を深めつつありました。
そうした中で、悲観せず、希望を捨てず、よりよい社会をつくっていくための視点とは何か? 克服すべき課題とは何か? を探るため、各界の識者、論客の見解が誌面に載りました。「星に望みをつないで明日を生きよう」という松前の言葉が誌名の由来です。
創刊以来54年間、『望星』は紙媒体として発行されてきましたが、2024年秋、ウェブ媒体として生まれ変わりました。
ウェブ望星の編集方針
松前の教育におけるモットーは、
・文理融合
・リベラルアーツ
・生涯教育
に集約されます。月刊『望星』もこのモットーに則りつつ、真面目なテーマを楽しく取り上げ、深く考えるためのヒントを探る誌面を心がけてきました。
ウェブ版でもその方針は変わりません。作家・井上ひさしさんの「むずかしいことをやさしく」「やさしいことをふかく」「ふかいことをおもしろく」を肝に銘じています。