町田忍の手描き看板百景――美あり珍あり昭和あり
町田 忍 文・写真
いまはあるのが当たり前だけど、
いつかきっとなくなってしまう――
そんな思いで主に昭和の庶民文化を
記録してきた町田忍さんが、
これまでに撮りためてきた
味わい深い手書き看板・手作りポスターを
400点以上掲載!
読んで楽しい見て楽しい、
読後は街へ看板探しに出たくなる1冊です。
2020年2月25日発売
A5判・並製・240頁(カラー112頁)
定価 2,420円(税込)
ISBN978-4-924523-05-0 C0036
[目次]
はじめに
その1 嚙めば嚙むほど味が出る するめフレーズ看板
その2 達筆? ヘタウマ? 味わい文字看板
その3 錆すらもアート!? 美的風化看板
その4 あなたは誰? それは何? キャラ&モチーフ看板
その5 暮らしの友、嗜好の友 萬(よろず)生活看板
その6 きっと見つかる、見つけたい! 捜索お導き看板
その7 並べ並べて、また並べ 羅列密集看板
その8 注目! いまから大事なこと言います 注意忠告看板
その9 消えつつある街の記憶 風俗遺産看板
[町田 忍(まちだ・しのぶ)]
1950年東京都生まれ。庶民文化研究家。和光大学人文学部芸術学科卒業。在学中、ヒッピーとしてヨーロッパ各地を放浪。卒業後、約1年半の警視庁警察官勤務などを経て、庶民文化における見落とされがちな風俗・意匠の研究を開始、現在に至る。銭湯文化の第一人者であり、マニアックなコレクターとして各種パッケージ等の収集は小学校時代から継続中。チョコレート、納豆ラベルなども数千枚ある。著作も多く、テレビやラジオなど、幅広い分野で活躍中。